今上陛下の御即位と共に、これまでの中国古典を典拠とした元号から初めて日本の古典『万葉集』を典拠とした元号「令和」が定められ、新たな時代が始まりました。
　これを好機に、高い倫理観に富んだ、世界に誇れる日本の精神文化にこそ、宗教、民族、思想、文化などの違いによる対立・紛争で混迷を深める、世界を救う使命が日本にあるとし、新雑誌の発刊をもって、世に問うこととなりました。

ご存じのように万世一系１２６代、２６８０年間続いている日本の皇室は、現存する世界の王室の中で最も長い歴史を誇り、併せて日本が世界最古にして最長記録を更新している、まさに奇跡的な国家であることを改めて世界に知らせました。
　それを可能にしたのが、「和を以って貴しと為す」と１７条憲法第１条で聖徳太子が謳った「和」の精神といえましょう。
　さらに近年では、考古学上の発見と科学的知見で認められるように世界４大文明に先駈け、約１万６０００年前に「和」の精神が起こり。現代まで続いてきたということも、明らかにされています。

今日の日本は、戦後のGHQ（連合国軍総司令部）による日本無力化政策WGIP（ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム）に感化された、日教組やマスコミなどによる自虐史観の影響で、愛国心や伝統などが根底から破壊されてしまいました。さらに、日本の革命を狙う共産主義者らによる工作は、各界各層に及んでおり、残念ながらどこの国民でも持っている国を愛する心や道徳心などが失われた状態になっています。
　その上、中国や北朝鮮、韓国による反日宣伝によって、世界の人々が憧れる日本の美点に日本人自身が気づかず、愛国心について語ること自体が、憚られる風潮にあるのが現実です。

そこで私たちは、古代から外来の宗教や思想を排除せず、共存・融合を図ってきた日本の「和イズム（主義）」こそが、混迷の世界を救い得る鍵であるとし、「和の精神を世界へ」との願いで、季刊誌『和ORLD』を創刊することとなりました。つきまして皆様のご支援、ご協力を賜わりますと共に、定期購読のお申し込みを頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

季刊誌『和ORLD』を簡略に紹介するパンフレットを作成しました。ご友人・知人の方にご紹介される時にご活用下さい。下の画像をクリックしてダウンロードし、ご利用下さい。